統合型リゾート(IR)って何?日本と海外を比較!

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こんにちは。サムです。

今回は、最近話題の統合型リゾート(IR)について説明します。

こちらは9月18日(水)の日経新聞記事です。

IR関連補正予算案2.6億円可決

横浜市議会の常任委員会は17日、カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致に関する計2億6000万円の補正予算案を賛成多数で可決した。治安対策やギャンブル依存症対策など8項目の付帯意見をつけた。20日の本会議で可決、成立する見通し。

9月18日(水)日本経済新聞朝刊より一部抜粋

 

続いて9月21日(土)の日経新聞記事です。

横浜市、IR誘致で予算成立

カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致に向けた関連費用2億6000万円を盛り込んだ、総額34億9100万円の横浜市の9月補正予算案が20日の本会議で自民、公明両党などの賛成多数で可決、成立した。

9月21日(土)日本経済新聞朝刊より一部抜粋

 

横浜市では、カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致を進めていくという方向で進んでいるようです。

 

一方、9月14、15の両日に神奈川新聞社とJX通信社が合同で実施した市民意向調査では、横浜市が進めるカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致に対し、横浜市民の63・85%が反対しているということがわかりました。横浜市民の6割超が反対しているんですね。

反対の理由としては、回答が多かった順に「カジノが横浜のイメージにそぐわない」、「治安の悪化が不安」、「他の政策を優先させるべき」、「ギャンブル依存症になる人が増えそう」となっています。やはりカジノについての懸念や不安がなかなか払拭されていないというのが実情でしょうか。

IR誘致の賛否とその理由

出典:誘致6割超が反対「カジノ、そぐわない」横浜で市民調査 [神奈川新聞]

 

今後、統合型リゾート(IR)の注目度はより一層増すでしょう。

今回は『統合型リゾート(IR)』について海外と日本にも着目して解説していきますね。

 

統合型リゾート(IR)の概要

統合型リゾート(IR)って何?

統合型リゾート(IR;Integrated Resort)とは、複合観光集客施設のことをいいます。

ホテルや商業施設(ショッピングモール)、レストラン、映画館、テーマパーク、劇場、スポーツ施設、国際会議場・展示施設などのMICE施設を一体にした施設です。

これだけ聞くと、休日にお出かけできる大型施設ができて嬉しいなぁと思う方もいるのではないでしょうか?私も近くにこれだけの施設ができれば週末の休みにお出かけすること間違いなしでしょうね。なんでも揃う小さな街ができるイメージ。ワクワクしますよね。

ただ、この統合型リゾート(IR)誘致に対し反対されている理由が、この複合観光集客施設にカジノ併設を認める区域を設定したことです。ギャンブル性の高いカジノが含まれることによって、市民の懸念や不安を取り除くことが難しくなっているようです。

メリットは?

統合型リゾート(IR)のメリットについて整理していきます。これだけ大規模な施設が整備されると国内外から多くの集客が見込まれるため様々な恩恵がありそうです。

  1. 国内外からの観光客の誘致
  2. MICE振興
  3. カジノ税収入等による新規財源の創出
  4. 雇用の創出

※MICEとは「M:Meeting(企業系会議)」、「I:Incentive(企業の報奨・研修旅行)」、「C:Convention(国際会議)」、「E:Exhibition/Event(展示会・見本市、イベント等)」を総称した造語。

主にこのようなメリットがあります。

やはり、多くの集客ができることはどの地方においても魅力的ですし、そこで発生する財源は各自治体がひとつの大きな歳入として確保しておきたいと考えるのも無理はありませんよね。人口減少社会の今、財源確保はどの自治体も大きな課題ですから。また、2030年に訪日外国人旅行者数を6,000万人とし、消費額を15兆円とする政府目標達成への大きな貢献が見込まれることも、政府が統合型リゾート(IR)を進める要因といえるでしょう。

デメリットは?

次にデメリットについて整理していきましょう。観光地のみの施設であれば、比較的大きな問題にはならないのかなと思います。ただし、今回の懸念材料は、やはりカジノです。『デメリット = カジノがあること』と思っていただいていいかなと。

  1. 周辺地域の治安悪化
  2. ギャンブル依存症の増加
  3. 地域イメージの低下
  4. 犯罪組織の関与

主にこのようなデメリットがあります。

カジノに対する負のイメージやギャンブルという依存性・危ない・悪いという印象がクリアにならないと、大好きな自分の街に「どうぞ誘致してください。歓迎します。」とは簡単に言えませんよね。政府としては、世界各国の前例を挙げ、「治安悪化にはつながりません」とか「依存症者が増加しないよう対応をとります」とか「組織犯罪は徹底的に排除します」という言葉を並べます。ただし、公共事業は、一度計画が走り始めるとなかなか撤回できません。もちろん途中で一時中止をさせることはできるかもしれませんが、全てを中止にし再度やり直すということは非常に困難なこと。だからこそ、今皆さんが一緒になって考える時なのかもしれません。

 

日本での統合型リゾート(IR)

法整備の流れ

2002年 超党派の議員連盟が発足
2013(平成25)年

2015(平成27)年

カジノ解禁を柱とした「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案(IR推進法案)」が国会に上程
2016(平成28)年 「IR推進法」が成立
2018年4月 「IR実施法案」が閣議決
2018年7月20日 「IR実施法案」成立

IR実施法(特定複合観光施設区域整備法)の内容

以下のような内容が法律に盛り込まれています。

  • 当面の間、3カ所を上限にIRを整備。
  • 日本人および在日外国人の入場料を6,000円に設定。外国人は無料。
  • カジノ施設の施設面積はIR施設の3%以下に制限。
  • 入場回数は7日間に3回までかつ28日間に10回までに。本人および入場回数確認の手段としてマイナンバーカードと公的個人認証を義務付け。20歳未満は入場禁止
  • カジノ管理委員会を内閣府外局に設置。
  • カジノ事業者はカジノ税として収益の15%ずつを国と地方自治体に納付。

誘致候補地

  • 大阪(大阪市)
  • 神奈川(横浜市)
  • 北海道(苫小牧市・留寿都村)
  • 長崎(佐世保市)
  • 和歌山(和歌山市)
  • 愛知(名古屋市、常滑市)
  • 千葉(千葉市)
  • 東京都(台場)

※令和元年9月時点の情報になります。今後動きがあれば随時更新していきます。

 

海外での統合型リゾート(IR)

海外の統合型リゾート(IR)は海外でも各地にみられます。その一部を紹介します。

ラスベガス(アメリカ)

1869年に賭博を合法化。1970年代後半から80年代前半にかけて業界の浄化が進展し、大規模なリゾート施設が立ち並ぶ現在のラスベガスにつながる。

ザ・ベネチアン&ザ・パラッツォ

ウィン・ラスベガス&アンコール

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MGM グランド・ラスベガス

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マンダレイ・ベイ

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シンガポール

2005年にカジノ解禁を決定。2010年にホテルや商業施設を備えたIR2か所が開業。

マリーナベイ・サンズ

外観 マーライオン

リゾート・ワールド・セントーサ

マカオ(中国)

1847年に賭博を合法化。2001年に独占 状態だったカジノ経営権が開放され、翌年に国際入札を実施。2016年時点で6社が38か所のカジノを運営。

ヴェネチアン

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シティ・オブ・ドリームズ

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ギャラクシー・マカオ

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スタジオ・シティ・マカオ

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ウィンパレス

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パリジャン

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韓国

1967年に初の外国人専用カジノが開設。現在はソウルや済州島など17か所にある。うち韓国人が入れる唯一のカジノ・江原ランドは2000年に開業。

パラダイスシティ

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まとめ

今回は、統合型リゾート(IR)についてまとめてみました。世界に遅れをとりつつも、日本での法整備が進み、カジノを含む統合型リゾート(IR)の開業に向けた動きが加速しています。統合型リゾート(IR)の誘致は、デメリットばかりではなくメリットが多いのも確かです。観光客の増加や財源・雇用の創出という期待もあります。その反面、カジノに対する不安感・危機感が拭えていないのも事実でしょう。

政府の動向に注目するとともに、今後の統合型リゾート(IR)関連について情報を集めていくことが必要となります。私もその都度、情報を更新できればと思います。

統合型リゾート(IR)について、少しでも関心を持っていただけたら幸いです。

ではでは👋

 

 

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サムさん

中学受験失敗⇨公立高⇨国立大⇨公務員⇨自由人⇨海外⁇
公務員試験に全て合格した経験を多くの人に届けたいとブログを開始。
最近はプログラミングやSNS(Twitter ・Instagram)、お金・税金・貯金、英語について勉強中。
美味しいものを食べて飲むこと、サッカー、野球、ポーカーにハマってます。
身長181㌢、体重65㌔の縦長日本人。

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